ブランクからの再就職の職務経歴書の見本
7年間の事務経験のあと、育児で5年間仕事を離れ、経理事務への復帰を目指す人の職務経歴書です。ブランクを隠さず1行で示し、その間に取った資格と地域活動で、すぐに働ける準備ができていることを伝えています。
ブランクからの再就職この見本を使う
採用担当者が見るポイント
- ブランク前の実務経験: 担当業務、件数、正確さを示す成果。
- 空白期間の説明: 期間と理由が簡潔に書かれているか。
- ブランク中の学び: 資格、講座、PTA や地域活動での役割。
- 今の働き方の条件: 勤務時間や勤務地の希望が現実的か(面接で確認されます)。
- 最新の道具への対応: 会計ソフト、クラウドサービス、オンライン会議など。
職務要約の書き方
以前の経験年数と担当業務を書き、ブランクの期間と理由を一言で、その間に身につけたことと復帰の意欲を加えます。
機械部品の商社で7年間、営業事務と経理事務を担当しました。受発注、請求書の発行、売掛金の管理を正確に行い、請求ミスの削減に取り組みました。2020年から5年間は育児に専念し、その間に日商簿記2級を取得しています。経験を生かし、経理事務として再び働きたいと考えています。
介護で離職していた場合
総務・人事事務として8年間、勤怠管理と社会保険の手続きを担当しました。2022年から3年間は家族の介護のため離職し、その間に給与計算実務能力検定2級を取得しました。介護が落ち着いた今、正確さを生かして総務の仕事に戻りたいと考えています。
使える実績の例文
見本にないものも含めた、この職種で伝わる実績の書き方です。型を借りて、自分の数字を入れてください。
- 経費精算の締め日を社内に周知する仕組みを作り、提出遅れを月30件から5件に削減。
- 取引先約200社の請求書を電子化し、郵送費を年間約40万円削減。
- PTA 会計として収支報告書を作成し、監査で指摘ゼロ。
- 地域の子ども食堂で、ボランティア20名のシフト表と会計を担当。
- 職業訓練(経理・6か月)を修了し、決算書の作成まで学習。
- 請求書の発行を月末3日間から2日間に短縮する手順を作成。
- 新人事務スタッフ3名に受発注システムの操作を指導。
- 在庫データと請求データの突き合わせで、請求漏れ年間約120万円を発見。
書くべきスキル
専門スキル
ヒューマンスキル
書いておきたい資格・免許
- 日商簿記検定(2級・3級): 経理事務への復帰で最も評価される資格です。
- MOS(Excel・Word): パソコンの操作に不安がないことを示せます。
- FASS 検定・給与計算実務能力検定: 経理・総務の実務力を示したい場合に。
枚数と構成
A4 で1枚。ブランクは職歴の一つとして時系列で示し、資格は独立した項目にします。
よくある失敗
- 空白期間を何も書かず、年月の飛びだけが残っている。
- ブランクの理由を長々と説明している。1行で十分です。
- ブランク前の経験を「事務全般」だけで済ませ、具体的な業務が書かれていない。
- ブランク中の資格や活動を書いていない。
よくある質問
ブランクは職務経歴書に書くべきですか?
書いたほうが安心されます。「育児に専念」「家族の介護」のように期間と理由を1行で示せば、採用担当者は年月の空白を気にせず読めます。
PTA や地域活動は書いてもいいですか?
仕事に関係する役割なら書きましょう。会計、広報、名簿管理などは、事務の実務と重なる経験です。
何年のブランクまでなら再就職できますか?
年数より、復帰の準備ができているかが見られます。資格の取得や職業訓練、最新のツールへの慣れを具体的に示しましょう。