救急看護師の職務経歴書の見本
三次救急の救命救急センターで7年働き、教育担当も務める看護師の職務経歴書です。救急領域では、受け入れ規模と、トリアージや初療で何を任されてきたかが重視されるため、件数と役割をはっきり書いています。
救急看護師この見本を使う
採用担当者が見るポイント
- 施設の規模と救急の段階: 二次か三次か、救急車の年間受け入れ台数。
- トリアージと初療の経験: JTAS によるトリアージ、外傷、心肺停止、急性中毒などへの対応。
- 救急系の資格: ACLS、JNTEC、ICLS、救急看護認定看護師など。
- 教育・災害対応: 新人指導、シミュレーション研修、災害訓練、DMAT などの経験。
- 冷静さとチームワーク: 医師、救急救命士、放射線技師などとの連携を示す具体例。
職務要約の書き方
救急の段階、施設の規模、年数を最初に書き、得意な領域と教育などの役割を加えます。
三次救急の救命救急センターで7年間、初療室と救急外来の看護を担当してきました。年間約8,000台の救急車を受け入れる施設で、院内トリアージ、外傷・心肺停止の初療、多職種との連携を得意としています。救急看護の教育担当として新人の育成にも携わっています。
病棟から救急外来へ移りたい場合
循環器内科病棟で5年間、心電図の判読と急変時対応を多く経験してきました。ACLS を取得し、院内の急変対応チームにも参加しています。救急外来で、初期対応の力をさらに伸ばしたいと考えています。
使える実績の例文
見本にないものも含めた、この職種で伝わる実績の書き方です。型を借りて、自分の数字を入れてください。
- トリアージ記録のテンプレートを見直し、再トリアージの実施率を60%から90%に改善。
- ドクターカーの同乗看護師として年間約150件の出動に対応。
- 多数傷病者受け入れ訓練で看護部の調整役を務め、40名の模擬患者の受け入れを90分で完了。
- 救急外来の待ち時間に関する苦情を、案内表示と声かけの改善で1年で半減。
- 新人向けの急変対応シミュレーションを月1回実施し、1年で延べ60名が受講。
- 院内の熱中症対応マニュアルを改訂し、夏季の受け入れ件数が1.5倍になった年も滞りなく対応。
- 救急看護認定看護師の教育課程の受験に向け、院内の症例検討会で年6回発表。
- 小児の救急受診に対応する家族向けの説明用紙を作成し、3か国語に対応。
- 血液ガス分析装置の点検手順を整備し、測定エラーを月10件から2件に減少。
書くべきスキル
専門スキル
ヒューマンスキル
書いておきたい資格・免許
- 看護師免許: 取得年とあわせて書きます。
- ACLS・ICLS: 救急外来ではほぼ必須として扱われます。
- JNTEC(日本救急看護学会): 外傷看護の標準的な研修として評価されます。
- 救急看護認定看護師(日本看護協会): 救急領域での専門性を示します。
- 日本 DMAT 隊員: 災害医療に関わった経験があれば書きます。
枚数と構成
救急の経験が中心なら A4 で1枚、病棟や複数の施設を経験していれば2枚。救急の職歴を先頭に、受け入れ規模と役割を見出しの近くに書きます。
よくある失敗
- 救急車の受け入れ台数や救急の段階を書いていない。規模が伝わりません。
- 「急変対応をした」だけで、何を任されていたかが書かれていない。
- ACLS や JNTEC の取得年を書いていない、または期限切れのまま載せている。
- 夜勤の回数や交代制など、働き方の情報が抜けている。
- 災害訓練や教育担当など、役職以外の役割を省いている。
よくある質問
救急看護師の職務経歴書で一番大切なことは?
施設の規模とあなたの役割です。「三次救急、救急車年間約8,000台、初療室とトリアージを担当」と書けば、どの程度の経験があるかがすぐに伝わります。
病棟経験も書くべきですか?
書きましょう。循環器や脳神経などの病棟経験は、救急での判断力の土台として評価されます。救急の職歴の下に、短くまとめて構いません。
DMAT の経験はどこに書きますか?
資格の欄に「日本 DMAT 隊員」と書き、実際の出動や訓練は職歴の箇条書きか、自由項目の「災害医療」にまとめます。