電気工事士の職務経歴書の見本
工業高校を卒業して電気設備工事会社に入り、9年目を迎えた電気工事士の職務経歴書です。電気工事士の採用では、扱える工事の種類と規模、資格、そして職長として班をまとめた経験が見られるため、工事の種類と金額、資格を具体的に書いています。
電気工事士この見本を使う
採用担当者が見るポイント
- 工事の種類: 受変電、幹線、動力、照明、弱電、太陽光など、扱える範囲。
- 建物と規模: ビル、工場、住宅、商業施設などの種類と工事金額。
- 資格: 第一種・第二種電気工事士、電気工事施工管理技士、電験三種など。
- 職長・指導の経験: 作業班の人数、段取り、後輩の育成。
- 安全の実績: 無事故の継続、安全活動への取り組み。
職務要約の書き方
会社の種類と年数、扱う工事の種類と建物を書き、職長の経験と資格、安全の実績を加えます。
電気設備工事会社で9年間、事務所ビル、工場、商業施設の電気工事を担当してきました。受変電設備から幹線、動力、照明、コンセントまで幅広く施工し、直近の4年は職長として5〜8名の作業班をまとめています。第一種電気工事士と2級電気工事施工管理技士を持ち、担当現場は無事故を続けています。
電気工事士から設備管理(ビルメンテナンス)へ
電気工事士として8年間、事務所ビルや工場の電気設備工事を担当してきました。受変電設備の更新工事に多く携わったことから、設備を長く安全に保つ仕事に関心を持ちました。第一種電気工事士に加え、第三種電気主任技術者の取得に向けて学習しています。
使える実績の例文
見本にないものも含めた、この職種で伝わる実績の書き方です。型を借りて、自分の数字を入れてください。
- 太陽光発電設備(出力500キロワット)の設置工事を職長として担当し、予定より5日早く完了。
- 夜間・休日の停電作業を年間約20回、計画どおりに実施。
- 分電盤の改修工事で、顧客の工場の停止時間を当初計画の8時間から5時間に短縮。
- 現場の工具と材料の管理方法を見直し、資材のロスを年間約100万円削減。
- 新人向けの安全教育資料を作り、年間10名に実施。
- 施工後の試験記録をデータで整理し、竣工書類の作成時間を半減。
- EV 充電設備の設置工事を年間15件担当。
- 顧客からの追加工事の相談を年間約30件受け、見積もりと施工につなげた。
書くべきスキル
専門スキル
ヒューマンスキル
書いておきたい資格・免許
- 第一種・第二種電気工事士: 扱える工事の範囲が変わるので、種別と取得年を書きます。
- 1級・2級電気工事施工管理技士: 施工管理や主任技術者を任されるために評価されます。
- 第三種電気主任技術者(電験三種): 設備管理や保安の仕事で強みになります。
- 高所作業車・玉掛けなどの技能講習: 現場で求められる講習も書きます。
枚数と構成
A4 で1枚。工事の種類と主な現場を書き、資格は資格欄の最初にまとめます。
よくある失敗
- 「電気工事全般」とだけ書き、扱える工事の種類が伝わらない。
- 第一種か第二種か、資格の種別を書いていない。
- 職長や後輩の指導の経験を書いていない。
- 工事の規模(金額、建物の種類)が書かれていない。
よくある質問
電気工事士の職務経歴書で重視されることは?
扱える工事の種類と規模、資格、職長などの役割です。工事の種類ごとに経験年数を書くと、即戦力かどうかがすぐに伝わります。
高卒でも職務経歴書に学歴を書くべきですか?
最終学歴として書きましょう。工業高校の電気科などは、専門の基礎を学んできたことが伝わります。
電気工事士から施工管理に移れますか?
移れます。現場の経験は施工管理で大きな強みになります。電気工事施工管理技士の取得を目指していることを書きましょう。