土木施工管理の職務経歴書の見本
地方の総合建設会社で10年、現場代理人として4年の経験を持つ土木施工管理の職務経歴書です。土木の採用では、工種と規模、立場、そして公共工事なら工事成績評定が見られるため、工事ごとに具体的な数字を書いています。
土木施工管理この見本を使う
採用担当者が見るポイント
- 工種と規模: 道路、橋梁、河川、上下水道、造成などの工種と、延長・数量・工事金額。
- 立場: 現場代理人、主任技術者、監理技術者、担当者。
- 工事成績と表彰: 公共工事の成績評定、優良工事表彰。
- 新しい技術: ICT 施工、BIM/CIM、ドローン測量などの導入経験。
- 資格: 1級・2級土木施工管理技士、技術士(建設部門)、RCCM。
職務要約の書き方
会社の種類と年数、得意な工種、立場と扱った工事金額を書き、工事成績や表彰などの客観的な評価を加えます。
地方の総合建設会社で10年間、道路・橋梁・河川の公共工事の施工管理を担当してきました。直近の4年は現場代理人として、工事金額2億〜8億円の工事を統括しています。ICT 施工の導入を進め、担当工事は工事成績評定で平均80点以上を得ています。
施工管理から建設コンサルタントへ
総合建設会社で8年間、道路・橋梁の施工管理を担当し、現場代理人として工事全体を統括してきました。施工の現場を知る立場から、計画・設計の段階で使いやすい構造物づくりに関わりたいと考え、建設コンサルタントを志望しています。技術士一次試験に合格しています。
使える実績の例文
見本にないものも含めた、この職種で伝わる実績の書き方です。型を借りて、自分の数字を入れてください。
- 河川の護岸工事(延長600メートル)で、出水期前の完成を求められた工程を組み直し、2週間前倒しで完成。
- 3次元設計データを使った出来形管理で、検査の書類作成時間を半減。
- 発注者への設計変更の協議資料を作成し、約4,000万円の増額変更を合意。
- 地元自治会との協議を工事前に5回重ね、工事期間中の苦情をゼロに。
- 週休2日の工程を組み、4週8休を達成しながら工期内に完成。
- 残土の運搬計画を見直し、運搬費を約800万円削減。
- 若手職員2名を指導し、2人とも2級土木施工管理技士に合格。
- 災害復旧工事で、被災から3か月で道路の通行を再開。
- 工事の写真管理をクラウドに移行し、書類整理の時間を月20時間削減。
書くべきスキル
専門スキル
ヒューマンスキル
書いておきたい資格・免許
- 1級・2級土木施工管理技士: 土木の施工管理で最も重視される資格です。
- 技術士(建設部門)・技術士補: 部門と選択科目を書きます。
- RCCM: 建設コンサルタントへの転職で評価されます。
- 車両系建設機械・玉掛けなどの技能講習: 現場で役立つ講習も書きます。
枚数と構成
A4 で1〜2枚。工事経歴を新しい順に、工種・規模・立場・成績がわかるように書きます。
よくある失敗
- 工事名だけで、工種や規模、工事金額が書かれていない。
- 現場代理人か担当者か、自分の立場が書かれていない。
- 工事成績評定や表彰を書いていない。
- ICT 施工など新しい技術の経験を省いている。
よくある質問
公共工事の工事成績評定は書くべきですか?
書きましょう。客観的な評価として強い材料になります。平均点や最高点、表彰を受けた工事を書くと伝わります。
工事経歴が多い場合はどうまとめますか?
代表的な工事を5件ほど詳しく書き、それ以外は「ほか舗装工事 約20件」のように工種ごとにまとめましょう。
土木施工管理から別の職種に移れますか?
移れます。建設コンサルタント、発注者側の技術職(自治体やインフラ企業)、プラントなどで、施工の経験が評価されます。